【不動産RPA】マイソク図面作成の効率化を目的とした業務フロー再構築とプログラム開発(GAS,Spread Sheet等)
株式会社Giving Firstのコンサルティング事例を紹介します。
本プロジェクトでは、不動産仲介会社さまからのご依頼で、不動産物件の情報がひと目で分かるようにまとめられた図面資料(通称:マイソク)の作成業務に時間を要しており、どうにか効率化できないかとご相談がありました。
そこで、弊社にて現状の業務フローをヒアリングの上で可視化し、効率化できる箇所を特定し、プログラム開発による部分的自動化を実現したものです。
目次
当プロジェクトでのご支援概要
不動産業界で広く使われている図面(マイソク)の作成を時短・効率化するショートプロジェクト。
もともとPower Pointで作成していた図面作成フローを、Google Spread Sheetに載せ替え。情報入力フォームを作成し、当該フォームとSpread SheetをGoogle App Scriptで連携し、効率化しました。
- 顧客:不動産仲介・売買会社
- メインシステム:Google Spread Sheet
- 関連・周辺システム:Google App Script(GAS)
- 担当領域
- 要件定義・基本設計・詳細設計・開発工程
- BPR(業務フローの分解と新規構築、活用する情報システムの提案・決定)
- システム開発(Java ScriptベースのGoogle App Script開発)
- RPA(最終的に出力される図面の自動出力)
プロジェクトのゴール
- 図面資料(通称:マイソク)の作成業務の効率化(時短)
- 作成した図面資料の一元管理
- 図面品質の統一・均一化
- 使いやすいシステムで実装し、複数のシステムをまたがないこと(→Spread Sheetで完結する仕組み)
本施策の効果
- 図面1枚あたりの作成時間:2時間→15分
- 出力ボタンを実行後、新規ファイルとして図面が出来上がり、Googleドライブに自動保存される
- テンプレート化により、マイソク図面の品質が統一され、大量作成も可能になった
当社からの支援・施策事例
- 業務フロー整理と再構築(BPR)
- 日頃使い慣れているGoogle Spread Sheetベースで完結する仕組み
- GASを使ったプログラム開発(ファイル出力、エラーハンドリング、全角数字→半角数字処理、フォントサイズ調整処理 etc)
不動産会社様で同じ悩みを抱えておられる場合は、弊社のお問合せフォームから実装したい旨をご相談ください。
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