【実店舗向け】飲食店や美容サロン等のマーケティング施策の実践例!MEO対策も
お世話になっております。MEO対策・店舗マーケティングが得意な株式会社Giving Firstです。
この記事では、実店舗を運営している事業者向けに、実際に私たちが提供している「MEO対策の事例」や「具体的なマーケティング施策」を解説します。
実店舗にとって、ウェブ集客は非常に重要ですが、具体的に何をどうすればいいのか分からないとお悩みの方は読み進めてみてください。
江東区のMEO対策は僕たちにお任せください。
飲食店や美容サロン、病院…実店舗のMEO対策事例
MEO対策とはMap Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)の略で、特にGoogleMapにおいて上位表示される対策のことです。
私たちが事務所を構える「江東区エリア」のMEO対策は特に得意としていますので、ご興味があればぜひお問い合わせください。
なお、MEO対策と相性がいいのは「実店舗」の業態で、例えば以下の通り。
- 飲食店(カフェ・レストラン・菓子屋)
- 販売店(ショップ・スーパー)
- 美容サロン(美容室・エステ・脱毛・ネイル)
- 医療・ヘルス系(病院・歯科医院・整体・ジム)
- 教育系(保育園・塾・学校)
- 宿泊施設(ホテル・旅館)
- レジャー施設(映画・遊園地・遊び場)
現代のお客様はGoogle Mapを参考に来店される
今の時代、GoogleMAPのレビューを見てからお店に来るお客さんがほとんどです。
実際、こちらのGoogle Mapの市場調査によれば、飲食店は76.6%が、販売店は37.5%のお客様がGoogle Mapの店舗情報を参考にしています。
しかし、多くの飲食店やサロン等の実店舗はMEO対策を疎かにしているのが実情。
お客様の来店フローは「認知→比較検討→来店」
お客様が来店する際は以下のステップを踏みます。
広告やホームページ、SNS、Hot Pepper Beauty、食べログ等でお店を知る。
実際に行くかどうかを決めるため、口コミやレビューを見て他店と比較検討する。
評価が高く期待通りと思われるので、実際に来店してみる。
実店舗の場合、美容系のサロンはHPB(Hot Pepper Beauty)、飲食店はぐるなびや食べログなどの外部媒体のレビューも重要です。そして、昨今はMEO(Google Map)のレビューが重視されており、ぜひ注力したい領域です。
MEO対策の具体的な方法
私たちがサポートする場合、具体的な対策としては 、以下のようなポイントで活動を支援させていただいております。
- 来店された方にレビューをお願いする
- 店舗情報に入れられるものはすべて入れる
- 店内や商品の画像を豊富に入れる
- 最新情報は定期的に記事で発信する
- お客様の口コミに返信する
それなりに手間は掛かりますが、上記の対策をひとつずつこなしていくことで、他店と圧倒的な差をつけられ、売上に直結します。
来店された方にGoogle Mapでレビューをお願いする施策
MEO対策(Google Mapに口コミ・レビューを投稿してもらう施策)は、日々の業務ルーティンに取り入れることがコツです。仕組み化です。
店舗のアルバイト・パートスタッフに任せてしまうと、レビューを促す人とそうでない人が現れることは必至。
なので、私たちがサポートする場合、チラシやフライヤー等の媒体をつくり退店際に必ず渡す業務ステップを構築しております。
例えば
「QRコードを読み取ってレビューを入れてくれたら、次回500円OFF」
といったチラシを作り配布します。お客様にとってレビューすることは手間なので、代わりになるメリットを提示するのがコツです。
心理学で言う「返報性の原理」に近しい方法で、人は何をもらったときにお返しをしないといけない心理状況になります。まずは、500円OFFクーポンを渡して、代わりにレビューをお願いねと誘導するのです。
紹介クーポンを作り、お客様がお客様を呼ぶ仕組みを作る
販促費を極限まで下げつつお客さんを獲得するのが「お客様にお客様を呼んでもらう」ことです。1人のお客様が1人の新規顧客を紹介してくれるだけで2倍の集客が見込めるので、やらないわけにはいきません。
お客様に誘うモチベーションを持たせる
お店のファンになったお客様は自然とお友だち等に紹介してくれますが、これを仕組み化してお客様に”誘うモチベーション”を持たせるのがコツです。
そのためには、誘う側のお客さんにメリットを提供します。例えば、口コミクーポンです。
業務フローに組み込み、施策を徹底化させる方法
この施策もスタッフ任せにしてはいけません。
私たちがサポートする場合、スタッフがお客様に紹介クーポンを必ず渡す業務フローを構築します。
- 紹介クーポンを作る(名刺サイズでOK)
- 会計時に紹介クーポンを渡す
- 公式LINEやメルマガで紹介クーポンを定期配信(画面提示型クーポン)
- 不定期のキャンペーンで更にお得な紹介キャンペーンを展開
効果検証を徹底したポスティング・ハンティング施策
チラシの「ポスティング(投函)・ハンディング(手配り)」を行っている店舗は多いですが、一歩踏み込んで、ポスティングとハンティングの効果検証まで注力している事業者は少ないです。
効果検証するための具体的な方法
私たちがサポートする場合、チラシに一工夫しつつ、データ解析を行う支援を取り入れています。
- 各チラシに店舗WebサイトやLINEへのQRコードを入れる
- 流入経路を測定できるようにする(URLにパラメーターを付与)
- 配布枚数からCVR(Conversion Rate)を測定する
僕たちは「名刺」にもパラメータを埋め込んでおり、流入計測しています。
流入経路を測定して、CVR・CPAを算出する
効果検証するために、流入元・流入先のそれぞれに施策を施して、解析できる仕組みを作ります。
流入元を計測する
流入経路を測定するために、手法・エリア・媒体等の軸でパラメータを作ります。例えば、以下の通り。
- ポスティング用のチラシ→ポスティングから流入したと分かるURLパラメータを作成
- ハンティング用のチラシ→ハンティングから流入したと分かるURLパラメータを作成
流入先で計測する
例えば、流入先をLINEのお友だち追加とします。なお、流入先は自社のWebサイト等でも構いません。
LINEで流入経路を測定して
- LINE登録CVR(チラシの配布数に対して、友達登録した率)
- 来店CVR(チラシの配布数に対して、来店した率)
- 来店CPA(一人あたりの顧客獲得単価)
- エリア別の来店CPA(エリアごとに)
最後のエリア別のCPAは、エリアごとに配布したチラシ枚数を記録しておき、エリアごとにいくらの予算(チラシ作成・配布費用)が掛かったかを分母に顧客の獲得単価を計算します。
これにより「どの地域にどのぐらいの枚数を撒けば費用対効果が良いのか」が分かり、単なるポスティング・ハンティングから戦略的なポスティング・ハンティング施策にシフトすることができます。
店舗構える地域を対象にインターネット広告を配信する
地域に特化したリスティング広告を出すのもかなり有効です。
ちなみに、リスティング広告とはGoogleやYahoo!、Bingの検索結果画面の特定の枠(最上部/最下部等)に掲載できる広告です。
リスティング広告は、セグメント(広告を表示させる条件)を詳細に設定することができ、エリアはもちろん、性別・年齢・世帯年収・曜日と時間帯・ユーザーの興味や関心等で分けられます。
エリアにセグメントした「リスティング広告」を出稿する
例えば 、歯医者の場合はエリアキーワードを含めて出稿します。
- 江東区 歯医者
- 江東区 歯医者 矯正
- 門前仲町 歯医者
キーワードに合わせた広告クリエイティブをテストして改善すると、来店コストは安くなってきます。
あわせて、 MEO対策やプラットフォームのSEO対策、レビュー対策をしっかりとやっていれば、以下のように広告で認知を拡大しながら来店誘導できます。
店舗集客プラットフォームのSEO対策
Google等の検索エンジンだけでなく、Hot Pepper Beauty(HPB)や食べログ、ぐるなび等のプラットフォームでのSEO対策も有効です。
プラットフォームサイトは使うべきか?
プラットフォームを使わずに、自社HPのみで集客するという手もあります。
しかし、開業間もない初期段階ではプラットフォームを使ったほうが効率的かつ安定的に集客できるので、私たちはプラットフォームの利用をおすすめしています。
予約管理や簡易的なCRM機能もあるので、事務手間も省けるメリットも享受できます。
プラットフォームサイトのSEO対策とは?
例えば、美容系店舗を運営してる場合、Hot Pepper Beauty(HPB)を使っている会社は多いです。しかし、Hot Pepper Beauty(HPB)内のSEO対策ができているところは少ないのが実情。
HPBのSEO対策の場合、重視されるのは以下のポイントです。
- キーワード
- レビュー
- ブログ
具体的なSEO対策事例
キーワードはHPBの担当者から「上位検索キーワード(検索数が多いキーワード)」の事例データがもらえます。
その上位検索キーワードの中から自社のサービスに当てはまるものを複数ピックアップして、自社ページの情報に反映します。
- 店舗名
- クーポン名
- 説明文章
- メニュー名
まつげエクステサロンなら「まつエク」が上位ワードに入るので、
- 店舗名に「まつエク」を入れる→まつエクサロン|ギビング
- クーポン名に「初回限定!まつエク500円OFF」
- 店舗の説明文章に”まつエク”を必ず入れる
- メニュー名にもしつこいくらい”まつエク”を入れる
ちりばめたキーワードの個数によって検索順位が変動することがあるので、競合店よりも多くのキーワードを入れることが重要です。今回の例の場合「まつエク」「まつげ」といったキーワードはたくさん入れ込みます。
まとめ
以上、【実店舗向け】飲食店や美容サロン等のマーケティング施策の実践例!MEO対策もと題し、実店舗の運営者に向けた各種マーケティング施策を解説してきました。
店舗運営社側で実行に移せるものもたくさんありますが、専門的な知識が必要な施策もありますので、お困りの際はぜひ私たちにご相談ください。
ご相談はお気軽に。お問い合わせフォームでお待ちしております。